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カテゴリー変更の意味。 [日記]

 2015年12月4日(木)。
 日本の精神医学における精神疾患の主要診断基準として用いられているものが2つ存在します。
多くの病院がこの基準を採用しているそうです。
1つめは、世界保健機関(WHO)のICD-10(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems:疾病及び関連保健問題の国際統計分類第10版)。
2つめはアメリカ精神医学会によるDSM-Ⅴ(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders:精神障害の診断と統計マニュアル第5版)です。
 2つめのDSM-Ⅴにおいて、前版のDSM-Ⅳ-TR(第4版の改訂版)から以下のように変更になった点があります。

 DSM-Ⅳ-TRでは不安障害というカテゴリーの中にパニック障害や特定の恐怖症、強迫性障害、PTSD等が分類されていましたが、DSM-Ⅴからは不安障害という大きなカテゴリーはなくなり、不安症候群・脅迫症および関連症候群・心的外傷およびストレス因関連障害群の3つの独立したカテゴリーとなりました。

 心的外傷およびストレス因関連障害群に分類される精神疾患は、適応障害とPTSDです。


 DSM-Ⅳ-TRでは、適応障害は独立したカテゴリーになっていました。
その適応障害と、PTSDが同じカテゴリーだそうですよ、Z。
そのようなこと、知りませんよね、お前は。



 くす。
この変更は、なにを意味しているのでしょうね。


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